ホリスティックアロマセラピーとは

 隠れ家ケアルーム‐Tsunagu‐では、ホリスティック的な考え方に基づき、精油やタッチをツールとしてかかわりケアさせていただいています。

 精油の薬理効果だけでなく、香りの心理的効果、アロマセラピーマッサージによるタッチの効果を総合的に組み合わせて、自己治癒力を向上させるサポートをします。

【精油の薬理効果】1種類の精油に数十~数百の成分が含まれています。精油の種類により特性はありますが、

 鎮痛・鎮静・自律神経調整・抗菌・抗ウイルス・抗真菌・抗痙攣・瘢痕形成・去痰・抗血液凝固・免疫力向上など。

例えばラベンダーでは成分が300種類以上存在するため、用途が広く万能に使われています。

気持ちを鎮静してくれ、リラックスや安眠効果が高いです。また痛みやけいれんのある症状にもよいといわれ、心身のバランスを整えてくれます。

【香りの心理的効果】「いい香り~♪」と心が喜ぶと、

脳が働き、セロトニン・β‐エンドルフィン・アセチルコリンといった神経伝達物質が分泌されます。

これらは心の平穏や安心感、幸福感や鎮静などの効果をもたらします。

例えばセロトニンが不足すると、うつやパニック障害、不眠症などの一因になることはよく知られていますね。

また好きな香りかどうか嗜好性はとても大切になります。

嫌な香りだと心身にとってストレスとなり、施術しても効果を最大限得ることはできません。

同じ香りでも、心地よく感じるかはその日の体調によっても変わります。

嗅覚を研ぎ澄ませ直観力を高め、今のあなたにとって必要な香りをお選びくださいね。

【タッチの効果】心地よい皮膚刺激は、自律神経のバランスがとれるようになったり、オキシトシン(愛情・幸せホルモン)の分泌を促す効果が認められています。

背中をさすってもらううちに、だんだん気持ちが落ち着いてきたり痛みが和らいできた経験はありませんか?

痛みのある方においては「鎮痛効果」も認められています。(興味のある方は「ゲートコントロール理論」を調べてみてくださいね)

しばしば医療の現場では「タッチング」と言われ、看護技術のひとつとして位置づけられています。

患者の身体に手を当てたり、さすったりすることで痛みや不安を解消したり、患者の心を開いて看護師との信頼関係を構築したりする効果があり、特に小児医療や終末期医療などでは欠かすことができません。

 そして「自己治癒力」とは恒常性やホメオスターシスとも言われ、〝自然と体が正常な状態を保とうとする力”のことです。人間が本来もつ生命力そのもののことであり、自己治癒力を高めることにより免疫力がUPし病気の予防効果が期待できます。

 アロマケアで心身のバランスを取り戻すことを目標に、大切な自分自身をケアしていきましょう。

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